■ 6月8日執行 コソボ国会総選挙監視ミッション
インターン募集の概要について ■





○6月のサラエボ事件100年関係平和構築インターン、6月下旬〜の人道支援インターンの概要、10月ボスニア総選挙監視ミッションなど、この他のインターンについては、こちらをご覧ください


○昨年11月に行われた、コソボ地方選挙(行政区首長と地方議会議員選挙)監視の「背景と結果(解説)」は、こちらをご覧ください

<募集要項 概要(5月13日版)>


○このウェブサイトは、昨年4月のコソボ政府とセルビア政府の「ブリュッセル合意後、初めてコソボ全土で行われる総選挙」監視ミッションについての募集要項です。

○以下を良くご覧の上、関心がある方はまずは「関心表明」をお願いします。質問も歓迎します。

○「関心表明」は、こちら(問い合わせフォーム)からお願いします。



【関心表明、意思決定について】
・このサイトを読み関心を持った方は、関心表明をお願いします。関心表明は、こちら(問い合わせフォーム)からお願いします。

・関心表明後の手順は次の通りです。
「関心表明」→
「詳細なインフォメーションペーパー提供」→
「説明会(首都圏の場合)またはスカイプなどでの面談(海外及び日本国内遠方)」→
「意思決定」→
「メーリングリスト構築、各種情報提供」→
「事前研修」→
「直前研修(日本及びベオグラードで実施予定)」→
「インターン活動」→
「事後評価・活動記録作成」


【今回の総選挙の背景について】
・コソボ国会の任期は4年で、今年12月まででした。それを政権与党は早めに選挙を望んだ結果として、今般の総選挙が急きょ決まりました。
・国会では2つの憲法改正議論(コソボ共和国軍創設、議会構成の少数民族指定議席変更)がされていましたが、それは選挙後に残された課題となりました。
・コソボ憲法では、議会解散後30日〜45日以内に総選挙を行うとされていますが、憲法改正が先行してからの解散と多くの関係者が考えていたため、急な選挙執行日の設定となりました。


【本会の選挙監視インターンシップの特徴】
@特に紛争後の領土帰属に民族間の争いがあるコソボ・セルビアについては、国交正常化のための話し合いはほとんど進んでいませんでしたが、昨年4月の歴史的ブリュッセル合意によって、コソボとセルビアの対話が少しずつ促進されつつあります。
 今回のコソボ総選挙の公正な実施は、ブリュッセル合意の履行を見通す上で重要な試金石と言えます。
 日本の青年を中心とした選挙監視インターンがアジア唯一のプレゼンスとして参加し、国際社会の一員として適正な選挙の一翼を担うことは、大きな意義があります。

A国際社会に関心を持つ日本の青年が、紛争後コミュニティにおける民主化支援の一形態である選挙監視ミッションに参加する機会は極めて少ないと言わざるを得ません。国際社会で日本人が圧倒的に欠けているとされる、フィールド(現場)経験を積む貴重な機会です。

B激烈な民族紛争を経験した地域において、地域の特性や課題を十分に認識した本会でしかできない、草の根的選挙監視業務を通じて、国際社会と共に平和構築、民族融和、民主化支援の一端を担いながら、理解の促進を行います。

C教育訓練とチームビルディングが、選挙監視ミッションの成功のカギを握ります。
 特に学識、経験が少ない学部生については、現場での選挙監視活動がより有意義になるように、様々なコミットメントがあり、様々な学びの機会が事前に提供されます。

D選挙監視ミッション終了後に、希望者はコソボ難民への生活必需物資などの人道支援活動も行う予定です。


【選挙監視業務について】
・選挙監視ミッションというのは「国際的な監視要員のプレゼンス」により、違反行為を抑止しるための「静かな見守り業務」です。
 稀ですが、仮に違反行為を遭遇、発見しても、種類によっては違反の背景を質問することはありますが、直接取り締まったりするミッションではありません。「違反抑止のための見守り」が主たる業務である点を十分に理解の上で参加をお願いします。

・本会のこの選挙監視ミッションは、コソボ政府の中央選挙コミッションへの登録と承認によって行われる、公式選挙監視ミッションです。

・基本的には3名(または2名)を1チームとして編成し、そこに現地コーディネーターを加えた4名(または3名)のチームで活動を行います。

・各人の経験、関心、語学力、背景などによって、3名一組のグループ編成を通じて役割分担を行います。

・役割分担は、ブリーフィング時に各自の語学力、関心等によって決定します。

・選挙監視業務は、おおむね次のフェーズに別れます。
(1)選挙前の国の政治経済情勢、選挙関連状況把握、選挙法の理解、選挙当日の危機管理などシミュレーション
(2)選挙前日までの投票所設置、投票用紙等物資移送及びその周辺状況の把握
(3)選挙当日の投票所の状況把握と問題発生時の対応及びその評価
(4)投票所から開票所までの移送状況把握と問題発生時の対応及びその評価
(5)開票状況の状況把握
(6)選挙全体の評価と評価結果の公表等
(7)本会としての選挙監視全般の評価


・1日の活動の流れは、おおむね、次のような日程です。 朝食→全体ブリーフィング→担当地域に移動して各チームでの日々の活動(または研修)→全体ブリーフィング→翌日の活動の検討、準備→夕食


【選挙監視要員の参加要件】
<基本的な考え方>
・高校卒業の年齢以上であること。国籍、学歴、経験は原則として問いません。

・旧ユーゴスラビア地域をはじめとした、旧社会主義国の民主化支援、選挙監視、少数民族、貧困、格差、平和構築などの課題に関心があり、全日程参加可能な者。

・英語による業務遂行が可能なことが望ましいですが、本会では国際社会での実務やフィールド経験を積むことにも主眼を置いているので、役割分担の調整によって語学力が不足する場合でも参加できることもありますので、不明の点はお問い合せください。

・現在の居住地域は原則的には問いません。なお、日本以外の居住地の方には、研修要件の緩和が行われますが、詳しくは以下の該当部分を良くお読みください。

・国籍は問いませんが、日本国籍者以外については、対象国や途中経路国の査証取得が難しいと判断した場合は参加できない場合もあります。

・本会は国際社会での活動経験を積んで頂くことも大きなミッションしていますので選考は原則として行いません。ただし、動機作文の内容が著しく適性を欠くと判断した場合は、選考を行う場合もあります。


<特 記 事 項>
・紛争後社会の民主化支援という大きな目的に合致しない、例えば文化人類学的な調査、下見などを目的とした参加はご遠慮願います。詳しくは面談時にお伺いします。

・研究目的などの「目的外参加は原則として認めません」。現地に入って何らかの他のミッションがある場合には、意思決定前によくお問い合せください。

・選挙監視ミッションのメンバーには「グループワークが円滑に可能な状態であること」が求められます。一般的に身体的な何らかの障害をお持ちでももちろん参加は可能ですが、グループワークに支障が出る特殊な何らかの障害をお持ちの方は、必ず事前にお申し出ください。
 また、何らかの理由で現地で適切な配慮や支援ができないと判断した場合や、ミッションの達成に著しく障害になると判断した場合は、別メニューのミッションまたはミッションから離脱して頂く場合があります。

・兄弟などでひやかし、様子見で関心表明をする方が過去にいらっしゃいました。関心表明は「個人の意思」で行ってくださるようにお願いします。直近の反省から当面、親族(兄弟)同士の参加は例外なくご遠慮頂きます。

・選挙監視ミッションを自己都合で途中放棄するような、目的以外の参加は、厳にご遠慮ください。


【事前研修要件】
<日本から参加する者の研修要件>
・出発前日からの直前研修(東京・詳細は後日発表)に全日程参加すること。なお日程や場所は、全員参加が可能なように調整を行う予定です。万一参加できない場合や遠方の場合は、スカイプなどでの参加をお願いします。

<日本以外から参加する者の研修要件>
・チームビルディングの観点から、事前の日本国内研修にスカイプ等の手段で参加を原則とします。その他についてはお問い合わせください。


【参加意思表示】
・ウェブサイト上に提供された情報と関心表明後に提供される各種詳細情報を全て読み、その後のコミュニケーションや面談またはスカイプ、電話等で十分に活動を理解の上で、意思表示をお願いします。意思表示は、600字以上の「参加動機作文」提出をもって行います。

・意思表示後の意思撤回はもちろん可能ですが、意思表示があり次第、班編制や現地の受け入れ体制等手配に入っていきます。もし撤回の可能性がある場合は、意思表示を控え、課題や疑問点を確認した上で意思表示をお願いします。
・意思表示の撤回の場合は、撤回の理由書を添えて、文書で行ってください。
・意思表示後、意思撤回までに手配等で要した実費を請求する場合があります。ご注意ください。


【活動参加促進と活動後キャリアへの配慮について】
・本会は、参加者の所属する教育機関(大学、大学院等)や職場への公文書の発行等を通じて、出席扱いや公休などを取りやすい側面支援を行う用意があります。詳しくはお問い合せください。

・活動終了後には、希望に応じて本会から活動従事証明書を発行することが可能です。希望者はご相談ください。

【関心表明・意思決定等締め切り】
<関心表明> 5月16日(金)
<意思決定> 5月18日(日)


【参加日程概要】
○旅程概要は参加者の動向、活動地動向などによって一部変更になる可能性があります。
○日程短縮は原則として認められません。日程延長に関しては、関心表明後予め十分に相談をお願いします。

5月30日(金)直前研修(日本国内のみ)
  31日(土)日本発→機中泊
6月 1日(日)ベオグラード着(またはベオグラード集合) ベオグラードにてブリーリング
   2日(月)ブリーフィング ベオグラード→クラリイェボ 移動
   3日(火)研修@ クラリイェボ→コソボ 移動
   4日(水)研修A
   5日(木)現地コーディネーターとの顔合わせ
        担当地域選挙管理コミッションとの意思疎通
   6日(金)監視対象投票所選定、下見、確定
        投票所委員会メンバーとの意思疎通
   7日(土)各投票所に置ける関連物資保管状況監視、直前準備
   8日(日)選挙当日。選挙監視実施、開票監視
   9日(月)開票監視、監視結果公表、監視ミッション終了
  10日(火)適宜帰国の途へ。(コソボ難民支援オプション)
(以後、コソボ難民人道支援「オプションプログラム」)
○支援の対象となるセルビア難民の生活状況を読売新聞(2008年10月8日東京本社版・夕刊)が大きく報道しました。報道から5年近くもが経過した現在も、写真の人々はほぼ変化のない暮らしをしています。 「望郷のコソボ 傷跡深く」はこちらを是非ご覧ください
 この記事にあるクラリイェボはもともと8万人の中規模都市ですが、セルビア内コソボ難民の最も多い地区であり、現在も約2万人が居住しています。(単純計算では人口の5名に1名が難民ということになります。)
  11日(水)全員帰国の途へ
  12日(木)(日本帰着)


【参加費用について】(最終決定までには変更の可能性がありますので、ご留意ください。)
・参加に必要な費用は大きく分けて「渡航費用(実費。居住地、航空会社によって異なる。)」「参加費(定額)」「個別費用(食費、海外旅行傷害保険、個人的な費用)」の3種類になります。

<渡航費用>
 仮にエティハド航空(成田発着〜アブダビ経由〜ベオグラード、中部名古屋発着もあります)の空席が確保できれば、日本と現地往復はおおむね10〜11万円程度(空港使用料や燃油サーチャージ等全てを含む)です。トルコ航空などの利用も考えられます。

 日本以外から参加される方は、各自で予定や価格をお調べください。
 本会の調査では欧州内移動の場合は、おおむね3〜4万円程度(空港使用料や燃油サーチャージを含む)で往復可能なようです。詳しくは別途ご相談ください。
 航空会社のマイレージプログラムの無料航空券を利用しても確保できる場合もあります。その点も相談に乗ります。

<参加費>
 参加費は、食費、海外旅行傷害保険料、個人的経費などを除く、現地入りしてから出国するまでの現地で必要な一切の経費を含みます。
 参加費概算額は参加日程によって異なります。
 13.3万円。これは6月1日(日)ベオグラード合流、6月10日(火)離脱の場合の、選挙監視ミッション標準参加日程10日間の参加費です。ミッション成功に必須の事前研修日程が非常にタイトなために、この日程以外の日程での参加はご遠慮ください。学部学生限定で、コソボ内宿泊先を民泊に変更することで約1万円の割引があります。詳しくはお問い合せください。

 なお、本会の参加費は、海外での活動、特に専門的なミッションには様々な出費リスクが伴うことと、本会代表者が現地に出向くことを考慮して、本会では参加費という固定費の形で徴収し、急速な円安などのリスクも含めて全てのリスクを本会が吸収し、参加者には参加費以上の負担をさせないようなシステムを採用しています。

 なお、参加費には、以下に例示する程度の食費、保険料、事前研修費用が含まれていませんのでご注意ください。)

<食費>
 おおむね1日10ユーロ(1400円)程度とお考えください。

<海外旅行傷害保険>
 海外旅行傷害保険については、詳しくは意思決定後ご案内しますが、クレジットカードに自動付帯されている海外旅行傷害保険でも十分に対応できます。その場合は追加負担はありません。なお日本在住者以外は、ご自分または居住国の海外旅行傷害保険を利用することになります。
 新たに加入する場合でも、損保ジャパン等のウェブ加入専用海外旅行傷害保険の場合約11日間程度で5000円程度とお考えください。


【各国の位置関係について】
 本会のフィールドであり、去る4月19日のセルビアとコソボ両政府による15項目のブリュッセル合意に関係する、旧ユーゴスラビア諸国の位置関係、民族の分布関係などの地図などを以下にまとめました。


【旧ユーゴスラビア各国と周辺国の位置関係】
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 赤とピンクがセルビア、赤茶色がコソボ、です。




【コソボとその周辺の民族分布図(参考)】
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 コソボ北部のグレー色の地域が、セルビア系住民が圧倒的多数を占め、セルビア政府が実効支配してきた地域です。今回の選挙監視もこの地域を中心に行う予定です。




【周辺国位置関係】
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 セルビア、コソボ周辺の位置関係です。




【コソボ政府とセルビア政府とによる、EU主導の歴史的合意と今後について】
 2013年4月19日(金曜日)にブリュッセルで、EU主導の形でベオグラード政府とプリシュティナ政府による首脳同士の会談で、「北コソボセルビア人コミュニティ/アソシエーション」などが合意されました。
 合意の履行は少しずつ進みつつありますが、合意事項解釈のずれなどが表面化し、道半ばです。

 セルビア側からでない客観報道の「バルカンインサイト」はこちらをご覧ください
 「欧州自由ラジオ/ラジオリバティ」はこちらをご覧ください

 日本語の報道(共同通信)はこちらをご覧ください
 AFPによる日本語報道はこちらをご覧ください

 15項目の合意事項の詳細は次の報道の通りです。報道はこちらをご覧ください


 「European Charter of Local Self-Government」については、こちらをご覧ください


【連絡先等】
・問い合わせや関心表明は、問い合わせフォームをご利用ください。
・直接電子メールは、<jniv@nifty.ne.jp>宛お送りください。
・電話は、03−3824−4011(午前10時〜午後8時。不在時転送あり)にご連絡ください。



―――――――「国際ボランティア連絡会議」―――――――
・住所:〒116-0013 東京都荒川区西日暮里3−6−14−1102
・電子メール:jniv@nifty.ne.jp ・事務局電話:03-3824-4011(10am-8pm)





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